研究の紹介

発達加齢に立ち向かう画像疫学

少子高齢化は世界的な問題となっています。こうした中、遺伝、生活習慣と発達加齢に関する疾患の関連を調べ、予防に役立てること目指し、研究を行っています。

高齢者くも膜下出血の早期脳損傷と認知機能障害に関する研究

高齢者の脳卒中では、脳の脆弱性に加えて全身疾患の合併により治療に難渋したり、また治療が奏功しても最終的な日常生活機能が低下してしまう場面に遭遇します。

高齢者の非痙攣性てんかんに対する救急画像診断法の確立

高齢者救急の現場で遭遇する機会の多い、けいれんを伴わないてんかん発作(Non-convulsive status epileptics; NCSE)の早期発見と治療に向けた非造影MRI潅流画像の有用性について神経救急の立場から検証しています。

穿通枝梗塞患者の脳内connectivityと脳構造の変化に関する研究

近年、MRIを用いた研究では、脳卒中患者の皮質脊髄路線維を可視化し、運動機能との関連を調査した報告が多くなっており、また脳卒中後の繊維連絡の再構築化にも注目されてきています。

レジリエンスに関わる遺伝要因と親子関係の相互作用が脳に与える影響の解明

とても辛いことがあった時、うつ病を発症する方もしない方もいます。失敗した時、落ち込む人もいれば前向きに頑張れる人もいます。この違いは、個々人のレジリエンスの差にあります。

脳内RAS系の認知機能、脳の発達・加齢における役割の検討

脳はヒトのこころを形作っています。その基本的な構造や発達過程は共通していますが、遺伝子型の違いや環境の影響をうけてそれぞれ独自のこころが築かれています。

自閉症関連遺伝子の一塩基多型と脳画像との関連

現在小中学校の普通学級には、発達障害の疑いのある子どもたちが1学級に2、3人いるといわれています。そこで日本人の定型発達者を対象として遺伝子と性格特性、脳画像を組み合わせることで自閉症様特性を検討する研究に取り組んでいます。