高齢者くも膜下出血の早期脳損傷と認知機能障害に関する研究

高齢者の脳卒中では、脳の脆弱性に加えて全身疾患の合併により治療に難渋したり、また治療が奏功しても最終的な日常生活機能が低下してしまう場面に遭遇します。
我々は神経集中治療での経験を元に、くも膜下出血の動物モデルを用いた基礎研究から早期脳損傷や認知機能障害の原因を明らかにするとともに、予後向上のための循環モニタリングを駆使した臨床研究を行っています。
特に動物実験については、加齢研の小動物麻酔・集中治療に経験豊富な獣医師(実験動物医学専門医)と連携して高精細なIn vivoイメージングを行っています。

マウスのくも膜下出血モデルにおけるIn vivoイメージング