自閉症関連遺伝子の一塩基多型と脳画像との関連

現在小中学校の普通学級には、発達障害の疑いのある子どもたちが1学級に2、3人いるといわれています。
そこで日本人の定型発達者を対象として遺伝子と性格特性、脳画像を組み合わせることで自閉症様特性を検討する研究に取り組んでいます。
自閉症関連遺伝子の遺伝子多型と脳形態との関連を明らかにすることによって、診断がついていない自閉症様の発達障害を呈する若年成人の社会適応能力を伸ばすことが期待されます。
将来的には早期診断や早期療育、教育現場での個別指導の実現にも繋げていきたいと考えています。